新しい年を迎え平和と安定を願い元旦より、7日まで修正会、続く2月8日から14日まで修二会を厳修しております。最終日の2月14日には「だだおし」法要があり、奈良を代表する追儺会、鬼追い、松明行事となっています。
修正会・修二会では「十一面悔過」を修しており、それは「東大寺お水取り」と同じ作法です。長谷寺では16世紀に密教寺院になったこともあり、古くからの作法と密教の教理に基づき法要が組み立てられ、”声明”が多分に唱えられます。
修正会・修二会で声明を、そして「だだおし」では150キロもの大松明を持った鬼が本堂をのたうち回り、その様子は見る人を驚かせ、迫力があり、火が近づくと熱さを感じる事になるでしょう。
この時期の長谷寺は「花の御寺」とは違った楽しみ方があり、別の長谷寺が見えてくるのではないでしょうか。是非一度見に来てください。