無印良品より「掃除 CLEANING」が出版され、長谷寺の朝の作務(掃除)の風景が掲載されています。
長谷寺では毎朝、砂利の線引き、掃き掃除、拭き掃除と境内を掃除しています。日常の何気ない掃除の風景が本になり、出版されることになるとは大変有難いことだと感じます。
「綺麗にする」この行為はその対象に愛着の念を抱かせ、大切にすることにつながると思います。しかし同時にその愛着を離れ、その対象を客観的に見ることも重要です。
掃除を通して自身の垢をとり心を綺麗にすることが、外の世界に繋がり、ひいては全てに影響を及ぼすよう願います。