和楽

小学館から発売の『和楽』に長谷寺本尊十一面観音様(P192)が紹介されています。今号は日本に伝わる十一面観世音菩薩の特集が組まれ、古い時代に十一面観音がいかに信仰され守られ続けてきたかが分かる内容となっています。

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長谷寺では豊山派の法流を後継に伝えるための「大伝法院流伝法灌頂」が終わり、寒さを感じるようになりました。

先般の台風では有難い事に長谷寺には大きな被害は無かったのですが、日が経つにつれ関東地方、東北地方の東日本で水害の大きさを伝え聞くこととなりました。

犠牲になられた方もおられ、痛ましこととなり、残された遺族の方々は悲しみも癒されぬまま、住む家もなくなり辛い思いをされていることでしょう。また、壊れたものや汚れたものを処分し、元に戻そうと懸命にされている方々に少しでも活力がもたらされる事をご祈念申し上げます。

今般、10月12日から12月1日まで秋季の特別拝観が行われております。大きな観音さまのお御足に触れお参りを頂きますが、よく見ていただくとそのお御足は漆が顕れ綺麗に光ってはいますが、傷だらけです。それは、人々の思いや願いを受け止め、身を呈してその想いに向き合っているからです。

蓮台という清浄無垢な台(うてな)には乗らず、岩座にお立ちになるのは、人の世にいる証左でもあります。さらに錫杖は地蔵の徳を併せ持つとされていますが、地蔵のように市井に出て、方々を行脚されているお姿なのです。

人々の助けを求める”声”に、その二十二もある耳で観じ、今まさに向かおうとしている、長谷に来ずとも念じれば観音さまは大慈悲心を発露して人々の前に姿を変えて現れるとされています。大慈悲心とは人を思いやり、労わり、辛い思いをされている方の心を観音ご自身の心とされる事です。

どうか、今回の被害に遭われた方々に観音さまの大慈悲が垂れたもう事を切に願う次第です。

念彼観音力

朝日新聞出版より発売の「今行きたい!日本の絶景大辞典1000」に長谷寺(P288)が選ばれています。これは全国の絶景と食べ物を1000箇所を選び写真掲載しています。文字で見るのではなく写真で見る辞典となっており、行ったような気分になれますので、楽しんでいただけるのではないでしょうか。

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10月12日より「もみじまつり」期間となり特別拝観と宗宝蔵の拝観が始まります。しかし12日は勢力の強い台風が最接近し、天候が荒れることが予想されますので、宗宝蔵の拝観は中止とさせていただきます。

なお、特別拝観は予定通り開催いたしますが、不要不急の外出は控え、可能であれば日にちを変更してご参拝ください。

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