あべのハルカス美術館「長谷寺の名宝と十一面観音の信仰」展

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出展宝物紹介

?国宝 銅板法華説相図(どうばんほっけせっそうず)
 白鳳時代



 長谷寺の草創を語る上で最も重要な宝物が銅板法華説相図です。制作年は朱鳥元年(686)が有力ですが、諸説あります。
 板面の上部には、法華経見宝塔品(ほけきょうけんほうとうほん)の様子が浮彫りで刻まれています。経典を要約すれば、ある時お釈迦様が説法をしていると突然地中から大きな多宝塔が出現します。十方世界から諸仏が集まる中で宝塔の扉を開くと多宝仏が現れ、自らの座をお釈迦様に譲って法華経を説くよう勧めます。お釈迦様が説法を再開すると、多宝塔は遥か虚空へと浮かび上がるといった内容です。
 板面の下部には273字の銘文があり、塔を造ることの功徳、豊山(ぶざん・長谷寺の山号)の地が聖地であることなどが述べられ、最後に僧道明(どうみょう)が戌年の七月、80人を率いて天皇陛下の為にこの銅板を造ると記されています。
 銅板法華説相図は、美術資料・古代史資料・文字資料として今尚多くの研究が進められている、非常に価値の高い宝物です。いにしえの技術の粋を集めて造られた長谷寺最古の寺宝を、どうぞこの機会にご覧ください。

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