新潮社より発売の「芸術新潮」に紀貫之が長谷寺で詠んだ歌(P36)と国宝銅板法華説草図(P128)が紹介されています。
 百人一首などで有名な「人はいさ心も知らず故郷は花ぞ昔の香ににほいける」という歌はこの長谷寺で読まれたと言います。貫之が幼少の頃過ごしたこの地に、叔父の雲井坊浄真を訪ね来た時に詠んだ歌です。雲井坊とは建物の事で、現在は月輪院の辺りと聞いています。往時に咲いていたであろう梅は幾世代か後でありますが、香りは一千年前を偲ばせています。
 また、銅板法華説草図(千仏多宝仏塔)の解説もあり、奈良時代の息吹を感じていただく事の出来る、紹介文となっています。

9月27日(木)に三越劇場にて「奈良大和四寺巡礼 長谷寺声明実演」を開催いたします。

第一部では最先端デジタル技術で愉しむ文化財ということで、四寺巡礼の室生寺、岡寺、安倍文殊院と長谷寺の仏像をVR(ヴァーチャルリアリティー)を使いご覧いただけます。

そして第二部では長谷寺に古来より伝わる宗教声楽である「声明」の実演をいたします。日本に伝わる伝統的な声楽を楽しんでいただけます。

また、ご来場の方には大和四寺巡礼の会から「巡礼衣」と小学館から「ニッポンの国宝100安倍文殊院特集号」の「おもたせ」をご用意しています。

お申し込みは
三越オンライストア
もしくわ
チケットぴあ
でお願いします。

国の重要文化財に指定されている「三越劇場」で千年の声明の響きと、国宝の仏像を一度に楽しめるまたとない企画ですので、ご来場お待ちしています。

ぐるナビ提供の地元情報サイト「ぐるたび」に長谷寺が紹介されました。長谷寺のインスタグラムの事も紹介され、これからの秋のシーズンに始まる特別拝観や月輪院での「ちゃわんそふと」の事も紹介されています。よければシェアしてくださいね。

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