長谷寺便り

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満月

2016.09.18/お知らせ

 先日の15日は中秋の名月でした。そして昨日17日は望月、満月です。中秋とは秋を初、中、晩と三分した時の真ん中を表します。実は、もう秋も真ん中を過ぎてしまっているのですが、長谷寺ではまだ蝉が鳴き残暑が少しあります。

 古来より、欠けているところがない満月の真円を観じる、月輪観という瞑想方法があります。結跏趺坐という座り方をし、目の前に満月の絵を描いた、月輪観本尊というものを掛け、心月輪を観じます。

 近年、マインドフルネスという宗教色を排した瞑想が注目を浴びていますが、瞑想の目的、効果などは同じように思います。

 また、ヨガなども皆様の知るところですが、日本にはお大師様が「瑜伽」という形で1200年前に伝えています。相応と訳して、心と体や自己と仏などを結びつけるというものです。三密瑜伽といい、三密である身(からだ)と口(ことば)と意(こころ)の三つを仏のそれと同一であると強く観じ、仏に成る。即身成仏の真髄が瑜伽にはあります。

笠倉出版社の「巡礼ニッポンの古寺」に長谷寺(p92)が紹介されています。

NHK出版の「NHKテキスト趣味どきっ!」に長谷寺(p51)が紹介されています。

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