あべのハルカス美術館で「長谷寺の名宝と十一面観音の信仰」展

を開催するにあたり、新商品を作りましたので、

ご紹介をさせていただきます。

まず、長谷寺に伝わる『長谷寺牡丹品種画帳』より

抜粋した、牡丹の絵柄をあしらったマグネットです。

価格は350円の全8種です。



次は、その牡丹の絵柄をマスキングテープにしました。

価格は600円の全2種です。



最後に、長谷寺の十一面観音さまと可愛いお坊さんがお経を唱えている

風景を描いたトートバッグです。

価格は1000円、高さ37cm×幅34cm、取っ手の高さが20cmになります。



いづれもあべのハルカス美術館のミュージアムショップで販売していますので、

ご確認くださいね。
寒風吹き荒れる22日に、本尊の脇侍である

難陀龍王さまと雨宝童子さまが

あべのハルカスに向けて

お発ちになりました。



降りてこられ、間近にご尊像を拝見し

お姿の造形の美しさを改めて感じました。

龍が肩に絡みつく様子が活き活きとして、

体に爪を立てている所などは愛嬌さえ感じます。



本来この手の上には「水盤」と呼ばれるものが乗りますが

見えない部分までしっかりと彫刻されています。



こちらは雨宝童子さまの衣の柄ですが

赤地に花の模様をあしらった

趣のある衣をお召しになっている

様子が見て取れます。



像が鎮座されてより難陀龍王さまでちょうど700年

雨宝童子さまで478年が経ち、燻んではいますが

いまだ極彩色は褪せてなく、ハルカスの展示会では

少しかぶった埃を取られての展示になるようです。

厳重に保護しお送りさせていただきました。



難陀龍王さま、雨宝童子さまへ

4月初旬まで長谷寺の脇侍はお留守になりますが、

諸天神祗、勧請諸神、乃至、鎮守さまが代わりに

本尊十一面観音さまをお守りいたしますので、

どうぞご安心ください。
出展宝物紹介

?-1国宝 長谷寺装飾経(はせでらそうしょくきょう)
    鎌倉時代


 
?-2国宝 丸紋散蒔絵経箱(まるもんちらしまきえきょうばこ)
    室町時代



 長谷寺装飾経は、「法華経」28巻、「観普賢経」1巻、「無量義経」3巻、「般若心経」1巻、「阿弥陀経」1巻の計34巻からなる特別な装飾を施した巻子装の経典です。軸首に水晶や金銅の金具を用い、お経の書かれた料紙には金銀がふんだんに使われています。この装飾経の発願者や経を書写した者は明らかではありませんが、相当身分の高い人物であろうと推測されます。
 また、この装飾経を納める丸紋散蒔絵経箱は非常に美しく荘厳されています。三段重ねの箱の表面はそれぞれ三角形で分割されており、三種類の蒔絵の技法が各面に用いられています。さらに、金銀を用いたドーナツ状の丸紋を全面に散らしています。伝統的な意匠を引き継ぎつつも、現代に通じるような大胆なデザインが非常に特徴的です。
 装飾経・蒔絵経箱ともに華美な荘厳が目立ちますけれども、写経に込められた昔の人々の想いや信心、祈りの気持ちなどを想像しながらご覧いただければ幸いです。

あべのハルカス美術館

1/21 寒牡丹

長谷寺では冬に咲くぼたんが二種類あります。

温室で開花を調整した冬の牡丹と、

自然に花が咲く寒牡丹です。

先日まで冬の牡丹が咲いていました。

今、本坊前の牡丹園に寒牡丹の蕾が大きくなってきています。

この二種類の違いは葉の有無になります。

寒牡丹は葉がなく、気温に左右されやすく、

かなりデリケートに花をつけます。

このまま咲いてくれるといいですね。



そして、蝋梅が早くも花を咲かせて、

その芳香を山内に漂わせています。



先日の雪はもう溶けてしまいましたが、

本堂の裏で雪の帽子をかぶったお地蔵さまが

優し気です。

出展宝物紹介

?国宝 銅板法華説相図(どうばんほっけせっそうず)
 白鳳時代



 長谷寺の草創を語る上で最も重要な宝物が銅板法華説相図です。制作年は朱鳥元年(686)が有力ですが、諸説あります。
 板面の上部には、法華経見宝塔品(ほけきょうけんほうとうほん)の様子が浮彫りで刻まれています。経典を要約すれば、ある時お釈迦様が説法をしていると突然地中から大きな多宝塔が出現します。十方世界から諸仏が集まる中で宝塔の扉を開くと多宝仏が現れ、自らの座をお釈迦様に譲って法華経を説くよう勧めます。お釈迦様が説法を再開すると、多宝塔は遥か虚空へと浮かび上がるといった内容です。
 板面の下部には273字の銘文があり、塔を造ることの功徳、豊山(ぶざん・長谷寺の山号)の地が聖地であることなどが述べられ、最後に僧道明(どうみょう)が戌年の七月、80人を率いて天皇陛下の為にこの銅板を造ると記されています。
 銅板法華説相図は、美術資料・古代史資料・文字資料として今尚多くの研究が進められている、非常に価値の高い宝物です。いにしえの技術の粋を集めて造られた長谷寺最古の寺宝を、どうぞこの機会にご覧ください。

あべのハルカス美術館

Instagram 長谷寺を視る

総本山 長谷寺の様々な写真を掲載

Post by Photoglover

ページトップに戻る