長谷寺便り

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先日来から地震や集中豪雨による土砂災害、竜巻など、多くの天変地異に見舞われております。

まずもってお亡くなりになった方へご冥福を祈るとともに、ご遺族の方々のご心痛いかばかりかとお察し申し上げます。また、被害に遭われました方々へお見舞い申し上げます。

このような災害が起こるたび、社会はその経験から、災害を小さくするよう対処してきました。しかし、より被害を小さく出来るように個々人でも「備える」ということを実践するとより良いのではないでしょうか。

国土交通省から、日本全国のハザードマップが掲載させれていますので、お知らせします。ご自身の住む地域やよく行く場所、お知り合いやご家族の住む土地の危険を知っておけば防げる災害もあると思います。

ハザードマップ

また、お近くの川の水位は目視だけでなく、リアルタイムでインターネットから確認できます。野外に出て災害に遭うリスクを考えると、安全な場所からある程度情報を確認できますので、ご参考になると思います。

下流域にお住いの方はその川の上流がどの地域を流れているのか把握されると良いと思います。上流域での豪雨の場合、下流で氾濫する可能性もあります。

川の防災情報

そして、今回のような水害の場合、水が引いた後の泥には細菌やウイルスがたくさん含まれています。昔から水害の後には疫病が流行ったというのはこの為です。

観音経偈文の一節に

雲雷鼓掣電 降雹澍大雨 念彼観音力 応時得消散 
雷が鳴り響き大雨や雹が降っても、観音力を念ずれば、時に応じて消散する。

とあります。日頃からの「備え」をして、正確な情報を得て、最後の最後に観音さまを頼ってください。観音力を念ずれば消散するのは恐怖心かもしれませんね。

ご来山者各位
 長谷寺境内駐車場から仁王門へ向かう途中にあるトイレについて、老朽と多目的化を考慮して改装することとし、7月末日まで使用不可とさせていただきます。
 ご来山されました方々にはご迷惑をおかけする事になりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

総本山長谷寺

今から約1300年前、播磨国揖保郡矢田部村出身の徳道上人が、琵琶湖のほとりで祟りをなす霊木を用いて十一面観音を刻み、長谷寺の本尊としました。

時を経て、その観音像は焼失と再興を繰り返し大きくなります。人々の願いを叶え、慈悲を施すために。

現在公開中の大観音大画軸は再興をする時の観音様の設計図だったと伝わります。江戸期に彩色が成され、掛け軸の形に整えられました。

その大観音大画軸大開帳も残すところあとわずかとなりました。この機会に圧倒的な大きさの観音様を観じてみてください。

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