銅板法華説相図の公開

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長谷寺の濫觴を語る、銅板法華説相図(国宝)が4月1日から5月31日の2ヶ月間限定で特別に奈良国立博物館より戻ってきます。

長谷寺開創道明上人が建立したとする説相図、その作成年代は7世紀末に遡り、そこには日本で最古の仁王様、金剛力士像が描かれています。

白鳳文化が奈良で彩っている頃に作られた金剛力士像は丸い顔に飛び出たお腹が愛らしく、まさに日本の力士という風体。

その他にも、欧陽詢のような書体で掘られた金石文や、三重塔の上部の相輪は法隆寺の多聞天像の持つ宝塔のそれとよく似ています。

細かい意匠に目をこらすと面白い発見がありそうですね。宗宝蔵には無料でお入りいただけます。ぜひご参拝の折りにご覧いただければと思います。

銅板法華説相図とは

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